マネージャーの6つのイメージその②Navigator

日本では明けましておめでとうございますでしょうか?今年もよろしくお願いします。


本日はnavigatorについてお話ししたいと思います。

なんかナビゲーターって聞くと海賊の船長のイメージだったので書いてみました(笑)

この人のイメージはDirectorと似ています。が、シチュエーション別に結論を出すスタイルなので、必ずしも当初の目標と結果が一致するわけではないことがあります。

さてこのNavigatorには2つの特徴があります。

・文脈主義(コンテクスト主義)

ある行動は、それ自体が意味をもつものではなく、その周りの環境でのみその意味を発揮するという考え方です。

例えば、大人数での会議がうまくいかないとき、それは失敗だと思いがちですが、それはみんなが一度に集まって様々な意見を出しすぎてまとまらないだけ(仮定)で、本当は少人数で分けて会議をしたほうがうまくいく場合もあります。それは大人数で会議をすること自体が間違っているわけではなく、やり方(一緒に会議する)が間違っていたということになります。

この場合「大人数で会議をするとうまくいかない」というのは「一緒に会議する」という場合でのみ意味が発揮されます。

プロセシューアルアプローチ(Processual approach)

これは説明が難しいんですが、結果を出すために複雑かつバラエティに富んだアプローチをすることです。これはナビゲーターだけに限ったことではないと思うのですが、どうなんでしょうか?

次回はCaretakerについて書きたいと思います。