けっけっけっけっ結婚!?

はてなに気になる話題が入っていた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

はーい。その一人です。

 

元記事のYahoo!コメントでは色々な意見が散見されるので、「結婚」というのはそれほどのことだということだろう。

 

俺は、人は生まれた時から死ぬ時まで結婚関係なくリスクだらけだと思う。

 

子供が生まれた直後に両親が離婚、死別なんて恐らくざらにあるだろうし、それに対して現在住んでいる国が100%その後の生活を保障してもられるという確証はない。ともすると、結婚した双方もその親も含めて、それらのリスクを許容することで生きていくことが理想だろう。

 

だが、今独身の俺がそのリスクを許容できる「覚悟」はあるか?はっきり言ってない。今住んでいるこの国が不安を煽る。年金、最近話題になった雇用保険の過少給付(2,000万人って日本の労働者人口の1/3ぐらいだと思う)、外交政策 etc。あげだしたらきりがないが、あまりにもこれからの日本にとってマイナスの要素しかない。そんな中で、「自分とパートナーが自信を持って子供のやりたいような人生を送れるように努力する。」ことはできるのだろうか?自分だけならまだしもパートナーも同じぐらいのモチベーションではないとこれは成り立たないと思う。

 

まあ、これは俺個人の意見なんだけど、一方で若い人っていうのは「自分の空間を侵食されたくない、共有されたくない。」って思いがあるんだろうなと思う。

話はそれるが、昔と今で圧倒的に異なるのは、「個」で楽しめるエンターテイメントが増えたことだと思う。昔はテレビや雑誌などの限定的なインプット以外は情報を手に入れる手段がなかったが、インターネットがその壁をぶち壊し、知りたいものをどこまでも知れるようになってきた。しかも、それによってお金もなんとかできるようになってきたなんて世の中になってきたら、まるで自分は他人がいなくても生きていけるような錯覚に陥ってしまうんだとろうと感じる。その生活を侵食してくるものなら如実な嫌悪感を感じるだろう(って上の記事でもそれっぽいこと言ってるか。)

 

あと、残念なことにメディアがこれでもかっというぐらい若い世代に結婚のデメリットを伝えてきたせいもあると思う。芸能人だって「結婚して毎日が幸せです」ってテレビで言える人は何人いるのだろうか。たとえそれが「もしテレビで結婚して幸せということを言ってしまったら結婚してない人からのイメージが悪くなるからあまり触れないのが一番。」だったとしても、それはそれで余計疑わしく感じるのである。幸せでいいじゃないか。

 

そんな俺も友人、知人がどんどん結婚していく。俺は心からその人たちを祝福するし、何か困ったことがあったら自分ができる限りの事はすると心に決めている。自分がリスクを取らない分、他の人がリスクをとるのであればそのフォローをする。それが俺が納得のできる生き方だ。